【ブリスベン29日AAP】 会社更生手続き中の日本航空(JAL)は、今年9月以降、成田-ブリスベン間の路線を廃止することを発表した。JALは、経営再建後、収益が安定してから同路線を再開させたいとしている。
経営破たんしたJALは今年1月、会社更正法の適用を申請。今回、経営再建のための大幅な路線削減を発表。不採算だった同路線もその対象となった。ブリスベン空港会社(BAC)によると、1986年に就航されたJALの成田-ブリスベン路線では、昨年11月、それまで使用されていた機材のサイズが縮小されてから今年3月までの旅客量は平均8割強を保っていたという。