【シドニー1日AAP】 政界引退を表明していた自由党のマルコム・ターンブル元党首が、一転して政界引退を撤回した。これについて、自由党のアボット現党首が歓迎の意を表した。
「マルコムにはスター的な力があり、彼は決意を持ったかなりの人物。次の選挙後も議会に残ることを非常にうれしく思う。彼は次の連立政権において重要な役割を果たしたいのだと思う。私は、彼が年長者としてできることがあると確信している」とアボット党首。ターンブル元党首に党首の座を奪われる脅威を感じるかとの質問に対して、アボット党首は笑い飛ばした。同党首によれば、ここ数カ月間にターンブル元党首と数回にわたって「率直で心からの会話」を持ったという。