【メルボルン2日AAP】 2日に公表されたヘンリー・タックス・レビューがアルコール飲料に対する税率をアルコール度数によって設定することを推奨したことで、連邦政府はその考えを採用することを拒否した。これを受け、レビューの報告を歓迎していた「アルコール対策同盟(NAAA)は、政府の方針を厳しく非難した。
新制度が導入されれば、1リットル当たりのアルコール%によって価格を決定することになり、特に度数の高いアルコールがその影響を受けることになる。NAAAのハーパー氏は「レビューが推奨する制度はアルコールが及ぼす害を減らすために正しい方向性を見出すための重要な一歩である。だからこそ、政府の決定には非常に失望した」と語った。NAAAには全国にある27の医療機関が加盟している。