【シドニー8日AAP】 オーストラリア人の若者たちが世界の極端な貧困を終わらせようと、「メイク・ポバティ・ヒストリー」キャンペーンを8日からスタートする。
約1000人の参加者は、100都市を回りながらキャンベラに向かって進み、4万人分の署名を集めることを目指している。主催者の「オークツリー財団」によれば、世界中では約5人の1人が貧困に苦しんでいるといい、「この20年間で極端な貧困は半減された。私たちは、この勢いを止めてはいけない。オーストラリアは国民所得100ドルのうち70セントを投資して、教育や予防接種に焦点を当てた援助計画を継続していく必要がある」と述べた。
世界の貧困に対する国家サミットが2日間にわたって行われる直前の5月12日に、一行はキャンベラに到着する予定で、サミットではスミス外相とワールド・ビジョンのコステロ代表が話し合うことになっている。