国際

ヨット少女、15日に帰還予定

【シドニー10日AAP】   ヨットによる単独無寄港の世界一周を目指して航海を続けているジェシカ・ワトソン(16)さんが15日午前11時30分ごろに最終目的地であるシドニー・ハーバーに到着する予定。ワトソンさんの帰還を歓迎するため、当日はピンク色の旗を持った大勢の人が集まることが予想され、NSW州道路局は警戒体制を整えている。また、NSW州海事局は約3000隻のボートがハーバーを埋め尽くすと予想している。

税関によるパスポート検査が行われた後、ワトソンさんは約7カ月ぶりに陸に上がり、オペラハウスで待つ両親と対面する。シドニーCBD、ダブル・ベイ、モスマン、ワトソンズ・ベイでは特別イベントが開催される予定で、当日午前9時から午後4時まで道路が封鎖される可能性もある。

雑誌Sail-world.comは先週、ワトソンさんの航路は世界記録よりも2000海里以上短く、赤道北側の航路の長さが不十分と主張した。一方、ワトソンさんの事務所側はその主張を認めず「ジェシカは自分で決定した航路の全要素を制覇し、9日午後3時の時点で航海距離は2万2808海里に達していた」と反論した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら