【シドニー14日AAP】 豪政府は「オーストラリア・アンリミテッド」キャンペーンを行うことで世界にオーストラリアを売り込み、ビジネスを誘致しようと計画している。
政府は予算2000万ドルを投入して4年間にわたってキャンペーンを行うという。宣伝を担当するのは、観光促進キャンペーン「So Where the Bloody Hell Are You? (で、あんたはどこにいるの?)」を手がけて話題になった広告会社「M&Cサーチ社」。同社はこのキャンペーンの広報活動を入札価格400万ドルで勝ち取っており、デリー取締役会長は「観光局の宣伝のときのような広報上の問題が起こることは心配していない」と語った。
クリーン貿易相は、キャンペーンでオーストラリアを世界に売り込んでいくといい、「オーストラリアは不況から身をかわした唯一の国であり、世界から羨望の眼差しだ。私たちには十分な競争力がある。私たちがすべきことは、自分たちを売り込むことだ」と述べた。