【ブリスベン14日AAP】 飼い犬を放置したブリスベン在住の女が有罪となり、罰金3000ドルを科されたうえ、3年間動物を飼うことを禁じられた。
ブリスベンのピートリー在住のスー・エレン・ホール被告(36)は、犬3匹の飼い主としての義務を怠ったとして、3つの罪で有罪判決を受けた。被告は犬2匹と子犬1匹に食べ物や飲み水を与えず、適切な獣医の処置を受けさせていなかった。発見時、飼い犬は激しくやつれた状態だったという。
RSPCAのスポークスマンは、「飼い主の女性は3年間動物を飼うことを禁じられた。先例からいって、私たちにとっては良い判決だったと言える。けれども、最高刑は罰金3万ドルもしくは懲役1年であるため、これは大きな刑罰とはいえない。教育や、より厳しい刑罰によって、動物虐待問題に変化がもたらされることを信じている」と述べた。