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子どものネット利用状況に注意!

【シドニー15日AAP】   シドニー在住のノナ・ベロメソフさん(18)がソーシャル・ネットワーキング・サービスのFacebookで男2人と知り合いになった後、殺害された事件について、ケネリーNSW州首相は遺族に追悼の意を表するとともに、今回の事件は保護者に対して子どものインタネットの利用状況を監視する必要性を認識させるものとなったと述べた。

ベロメソフさんは12日、Facebookで知り合った男2人に会うためにセシル・ヒルズの自宅を出た後、行方が分からなくなった。ベロメソフさんはナイト・キャンプに行くために午前10時ごろルミア駅で2人と待ち合わせし、翌日13日に帰宅する予定だった。しかし14日夜、キャンベルタウンのワーミンダ・オーバル周辺の草むらでベロメソフさんの遺体が発見された。

「大人でもネット上で出会う人には十分気をつけなければならない。彼らがネット上で言っていることを本当だと思い込んでいはいけない。この悲しい事件は、自分の子どもがインターネットで何をしていて、誰と話しているのかを監視すべきだという保護者への警告となった」とケネリー氏。ベロメソフさん殺害容疑でルミア在住の男(20)が起訴され、保釈を拒否された男は20日にキャンベルタウン地裁に出廷する予定。

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