【ブリスベン18日AAP】 ブリスベン西部のダーリング・ダウンズのワーウィック地域では寒波の影響で夜の最低気温が1.5度を記録した。このため、暖房器具による住宅火災が相次いで発生しており、当局はヒーターや電気毛布などの使用には十分注意するよう警告している。
17日夜には3件の火災が発生し、QLD州消防・レスキューサービスはヒーターの点検や煙探知機の電池の取替えなどを早急に行うよう呼びかけている。午後6時50分にはトゥーウンバ近郊のハリスタウンの住宅でガスヒーターが爆発し、女性が顔に、男性が手に火傷を負った。午後11時ごろには、チャールビル近郊のマンガララの住宅で木製のヒーターから火災が発生し、1歳2カ月の乳児が気道熱傷で治療を受けた。さらに18日午前2時30分ごろ、イースト・トゥーウンバの住宅で火災が発生した。原因は購入したばかりの電気毛布とみられている。火災の影響で寝室は大きな被害を受けた。