【シドニー22日AAP】 中東で任務中だった豪国防軍の女性兵士4人が、妊娠したためにオーストラリアに帰国していたことが明らかになった。
女性兵士らはオーストラリア出発前に妊娠検査を受けて妊娠していないことが確認されていた。豪国防軍によれば、コンドームや経口避妊薬は軍の医療スタッフから無料で入手でき、女性兵士らは海外任務期間中に十分な量の避妊薬を持っていくようアドバイスされていたという。
軍では、女性兵士の妊娠が判明した場合には、すぐに戦闘地域から外してオーストラリアに帰国されており、軍スポークスマンは「女性兵士の妊娠が判明した場合には、妊娠を保護するためにできる限り早くオーストラリアに帰国させている」と述べた。現在、中東地域には豪国防軍の男性兵士2100人と、女性兵士220人が任務にあたっている。