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反捕鯨NZ人の初公判 罪を認める方向

【キャンベラ27日AAP】   2カ月前、南極海において日本の捕鯨活動船に武器を持って侵入したとして逮捕されたニュージーランド人環境保護活動家、ピーター・ベスーン被告(45)に対する初公判が27日、東京の裁判所で行われた。

同被告は、環境保護団体シーシェパードの活動船アディ・ギル号の船長。アディ・ギル号は、日本の捕鯨活動船、昭南丸と衝突し大破した。

被告の弁護人によると、ベスーン容疑者に対する起訴内容は不法侵入罪や暴行罪など5件。最高で懲役25年の可能性がある。同弁護人は、日本の有罪宣告率はほぼ100%であることを考慮すると、ベスーン被告は、執行猶予を得るためにも起訴内容を認める方向にあると述べた。

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