【シドニー31日AAP】 パレスチナ自治区ガザ地区へ支援を物資を運んでいたトルコの支援船マビ・マーマラ号がイスラエル特殊部隊の強襲を受け、10名が殺害されたと報じられている件で、フェアファックス社に勤務するジャーナリストのポール・マクゴーさんとカメラマンのケイト・ジェラーティさんが同船に乗っていたことがわかった。
フェアファックス社によると、31日午後12時ごろから2人と連絡がとれなくなったという。同社のスポークスマンは「2人は支援船の取材をするために、船から船へ移動していた。ポールはイスラエル軍が通信を妨害し始めたと語っており、それから連絡がとれなくなった」と述べた。イスラエルのテレビ局は、この強襲で10人が殺害され、30人が負傷したと報じた。