国際

豪貿易相が日豪貿易への悪影響を否定

【キャンベラ5日AAP】   日本を訪問中のクリーン貿易相が、捕鯨問題によって日豪2国間の貿易関係には全く支障は及ばないと、日本のメディアに断言した。

クリーン相は札幌で開催されるAPEC貿易担当相会合に出席のため訪日中。豪政府は今週、日本の捕鯨活動を国際法廷に正式に提訴したため、2国間貿易への悪影響が懸念されている。4日の日本経済新聞の取材で、2国間関係の悪化による貿易への影響について質問されたクリーン相は「悪影響はないと確信している。国民感情は悪化していないと私は考えている。捕鯨問題については、日豪間に根本的な意見の相違があることを、人々はここ数年で認識している」と述べた。

日本では今週、鳩山元首相の辞任に伴い、ここ6年間で5人目の首相として菅直人氏が指名された。クリーン相は、2008年1月に菅氏と面会しており、その時にはFTAに非常に強い支持を示したという。

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