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警察、Googleの調査を開始

【メルボルン6日AAP】   警察は、ストリートの写真を撮って個人情報を収集している疑いで、大手検索エンジン会社Googleとその社員に対して調査を開始した。警察は、Googleマップ用に撮影した写真から得られる個人情報がインターネット利用者に漏えいすることを防ぐ際にGoogle社員が違法行為を行っていないかどうかを調査している。

マクレーランド連邦司法長官は「ストリートを回っているGoogle社員によって個人情報が入手された可能性があるとの申し立てが報告されており、市民から不満の声が上がっている。その結果、司法省は4日にこれらの申し立てに関する調査を豪連邦警察に依頼した」と述べた。「今回の件は、認可を受けた目的以外で電子コミュニケーションにアクセスすることを予防する電気通信法に違反している可能性が高い」とマクレーランド氏。

Google側は個人情報を入手したのは偶然であると謝罪した。Googleと連邦政府は、コンロイ議員が提案しているインターネット・フィルターの義務化をめぐり、すでに議論を行っている。

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