【メルボルン7日AAP】 メルボルン南東部のパークデール駅で7日午後7時ごろ、ホームに電車が近づく中、男性が線路に転落した。男性は奇跡的に助かった。
通報を受けた救急隊員は「人が電車の下敷きになったと通報を受ければ、深刻な状況を予想するが、驚いたことに40代と思われる男性は切り傷とかすり傷を負った程度で済んだ」と語った。救急隊員が到着したとき、男性はホームと電車の間に横たわっていたという。男性が転落したことに気付いた運転手は非常ブレーキを作動させたが、電車が停車した時点で、電車はすでに男性をひいていた。
「反対側から電車の下へ進入したところ、男性を発見した。男性は意識もあり、呼吸も正常だった」と救急隊員。男性は頭部を打っており、その後モナッシュ医療センターに搬送された。容態は安定しているという。