【ケアンズ28日AAP】 7月1日から6カ月間にわたりQLD州のタウンズビルとトゥーウンバの2都市で、警官の制服にビデオカメラが試験的に装着される。これは暴力行為の証拠を記録する目的で使用される。
QLD州副総監代理のマッカラム氏によると、ビデオカメラは警官がスタンガンなどの武力行使を必要と判断した場合にのみ電源が入れられるという。「制服にビデオカメラを装着することで、現場の状況をより包括的に記録することができるかを調査する」とマッカラム氏。
QLD州警察組合のリーバーズ会長は、ビデオカメラの使用によって警官に寄せられる苦情が減り、説明責任を果たすことができるようになるとした。リーバーズ氏は長期におよぶ試験的実施は時間の無駄とし、早い段階で州全体に普及させるべきと主張している。