【ブリスベン29日AAP】 ギラード新政権が地球温暖化問題への対応を検討している中、6月29日~7月1日までゴールド・コーストで開催される会議に参加するため、世界の気候変動にかかわる専門家が多数集結する。ウォン気候変動相は、新政権が気候変動についてどのような対応を検討しているかについて専門家から厳しい質問を受けることが予想される。
オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)とグリフィス大学が共同主催する「気候変動適応の未来」会議では、国連環境プログラム(UNEP)のステイナー会長と主席科学者のアルカモ氏が講演を行う。さらに、UNEPと世界気象機関が設立した「気候変動に関する政府間パネル」の主要科学者らが、気候変動とその影響に関する明確な科学的見解を提示する予定。