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中国人留学生殺害犯に終身刑 TAS州

【ホバート30日AAP】   昨年6月、TAS州ホバートで中国人留学生が殺害された事件に関して、TAS最高裁は30日、主犯の男に25年間仮出所なしの終身刑を言い渡した。

この事件は昨年6月25日、スタブロス・パパドポーロス被告(22)は自宅アパートで、タスマニア大学で会計学を勉強していたチャン(ティナ)・ユーさん(当時27)をコンクリート片で殴った後、首を絞めて溺死させた上、ホバートから60キロのところにあるティエナ川に遺体を投げ込んだもの。

この日の裁判で裁判長は、犯行は全く知らない人間を殺害するという極めて残忍なものであるとし、パパドポーロス被告の行動は卑劣だと述べた。また、共犯のダニエル・ジョー・ウィリアム被告(22)について、殺人罪は無罪としたものの故殺罪で有罪とし、6年間仮出所なしの懲役10年とした。

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