【キャンベラ25日AAP】 内務省の最新調査によると、市民権の審査決定までの待ち時間が大幅に遅延しており、申請者は長い待機期間を余儀なくされていることがわかった。
調査結果によると、審査結果がわかるまで13ヶ月間待機している申請者は全体の4分の3にも上るという。
10人に9人の申請者が、審査結果がわかるまで16ヶ月待機しており、平均審査期間は、昨年10月の時よりも3ヶ月も遅延していることがわかった。
急激な遅延の原因は、355人の人員削減と、申請数の急増、そして自動化へ移行したためだと見られている。
公共部門組合は、ターンブル政権は市民権審査を「わざと遅延させて」ビザ申請審査と同じように民営化にする口実を作っている可能性があるとして懸念を示した。