【アデレード9日AAP】 今年前半期のオートバイ販売台数が昨年の同時期から約12%減少した。
豪自動車産業会議所(FCAI)が9日に発表したところによれば、今年上半期のオートバイ、スクーター、全地形対応車の販売総数は4万8842台で、前年の同時期を12.1%下回ったという。FCAIのマックケラー会長は「上半期に金利が上昇したため、市場に影響が及んだのは確かだ。現在、市場競争が激化しており、多くのメーカーはオートバイやスクーターの初購入や買い替えなど、販売促進に努めている」とコメントした。
ロードバイクが最も人気があり、上半期の販売台数は1万8894台で、オフロードバイクの販売台数は1万6625台だった。また、全地形対応車が8165台、スクーターが5158台だった。メーカー別では、首位のホンダが1万554台、続いてヤマハが8898台、スズキが7079台と続いた。