【メルボルン29日AAP】 動物愛護団体の活動家ら100人が29日午後、VIC州メルボルンCBDにある大手デパートのマイヤー内にある化粧品売り場に押しかけ、動物を化粧品開発の実験に利用していることに抗議したことが分かった。
活動家たちは「美ではない、暴力だ」、「美しさは痛ましい」などと書かれたボードを掲げて抗議した。菜食主義者グループのダイレクト・アクション・エブリウェアのリー氏は、「動物たちは化学薬品を体に塗られたり、飲み込まされたりして、最後は殺される」と述べ、苦痛を被っている動物がいることを知ってもらいたいと訴えた。
リー氏はさらに「化粧品のために動物たちの命を犠牲にする必要はない」、「彼らの命は彼らのもので、動物実験は間違っており必要のない暴力だ」と述べ、動物を使わなくても化粧品の実験を行う方法は数多くあると話した。