【シドニー2日AAP】 NSW州の計画委員会はこのほど、同州ヤス(Yass)とブーロワ(Boorowa)の間で建設が予定されているバンゴ(Bango)風力発電所について、建設を許可したことを明らかにした。近隣住民からはこれまで、建設に反対する声が上がっていたが、同委員会は「公共の利益につながる」との見解を示し、許可したもの。
NSW州計画委員会が発表した声明によると、サザン・テーブルランド地区に建設されるバンゴ風力発電所は、設置される風力タービンの数が当初計画された約120基から最大で75基と、大幅に縮小されたことが分かっている。
また、同委員会は、風力発電所の建設が「国として目指している、再生可能エネルギーの生産目標の達成に貢献するとともに、同地域に社会的および経済的な利益をもたらす」との見解を示した。