【ブリスベン23日AAP】 23日にブリスベン港で小規模な重油流出があり、当局が除去作業を行った。
23日午前9時45分ごろ、ブリスベン川河口に停泊していた貨物船「ジョハネス・ウルフ」号の付近で、重油が漏れ出しているのが発見された。港湾汚染対応班の清掃船2隻が現場に急行し、さらにQLD州海上安全局の5隻も出動した。すべての重油が除去された。除去後も水面に油の光沢が残っているが、環境への危険はないとみられている。重油除去作業が行われる間、主要な船舶の運行は停止されたが、同日午後2時には通常の業務が再開された。
捜査官がジョハネス・ウルフ号内に入り、原因を特定するために重油サンプルを採取した。流出規模も調査される予定。また、豪海上安全局は同号に対して、港から出ないよう命じた。