【ブリスベン25日AAP】 グリーン党は、グレート・バリア・リーフを救うための気候変動計画を推進しているのはグリーン党しかいないと主張し、QLD州民の票を獲得しようと努めている。
グリーン党のブラウン党首は、リーフの酸化に対し迅速な措置をとらなければ、グレート・バリア・リーフは消滅してしまうとした。「ギラード氏は計画を3年遅らせ、リーフをさらに危険にさらしている。また、この問題に無関心なアボット氏はさらに悪い」とブラウン氏。
ブラウン氏は、グレート・バリア・リーフへの最大の脅威に取り組むため、2020年までに温室効果ガス40%削減や、ジウロン、アトラジン、アメトリンなどの農薬剤の使用禁止を含む計画を発表した。また、リーフを通る石炭やガスを運搬する全船を衛星で追跡することで、さらなる石油流出や水質汚染を予防する計画も発表した。
同州のグリーン党候補のウォーターズ氏は「気候変動問題に加えて、私の最優先課題は州民のみなさんのためにクリーン・エネルギーによる新たな雇用を生み出すことです。再生可能エネルギーは我々の経済を促進し、そして次世代に美しい環境を残すでしょう。QLD州がそのリーダーとなることを期待します」と語った。