【ブリスベン30日AAP】 QLD州政府は、警察労働組合が警察官の年間週末就労日数の増加に同意すれば、今後3年間の賃金上昇率2・5%を保証すると提案した。これに対して組合側は、提示された賃金上昇率はインフレ予想よりも低く、他の公務員の賃金上昇率4.5%よりも低いと反発した。
現在の規則の下では、警察官は金曜日夜と土曜日夜の年間就労日数を計56日前後までとされているため、勤務できる警察官が多数いるにもかかわらず、この制限が弊害になっているという。ブライQLD州首相は「私たちは勤勉な警察官に公正な結果を届けたいが、それと同時に、QLD州の市民を保護するためにより多くの警察官を配備できるようにしたい」と述べた。州政府と労働組合代表は2週間後に再協議を行う予定。