【ブリスベン4日AAP】 学校でのいじめが原因で3年前に、16歳で自殺をした娘の母親が、いじめを犯罪として扱い罰すべきだとして、QLD州政府に刑法の改正を再度要求している。
今年1月にNT準州の14歳のエイミー・エバレットさんが自殺した事件を機に、娘のブリンナさんを失くしたジョアンナ・ピヴァさんは、早急な対策が必要だとし州政府に2回目の嘆願書を提出した。
1回目の嘆願書は、州政府は「いじめ対策に対して学校は十分な対策をしている」といる理由で却下されている。
ジョアンナさんは「エイミーさんの自殺は防げたかもしれなかった。自殺をする子供たちは他にもいる。政府が何もしないことに憤りを感じる」と述べた。
QLD州教育省のスポークスマンは、いじめは学校で決して許される行為ではないとし、「生徒の安全や健康を損なうような行為は厳重に対処される」としている。