【キャンベラ4日AAP】 タナー現連邦蔵相が次期選挙に不出馬の意向を示したことに関して、ギラード首相は、次期蔵相の候補者を名言することを避けた。
4日、ケアンズで選挙キャンペーンを展開中の首相は、「首相として、スワン副首相(兼財相)が将来の国家経済対策を立てていくことは明らかな見解だ」と述べるにとどまった。
2日、対抗馬のアボット自由党党首は、選挙に当選した際にはジョー・ホッケー議員を財相に、アンドリュー・ロブ議員を蔵相に指名すると発表。これについてギラード首相は、「ロブ議員は基本的な経済問題を理解していない」とし、またアボット党首は国家経済にとって危険な存在であり、自由党当選となると現状悪化につながるであろうと述べた。