【メルボルン14日AAP】 メルボルンで13日、ギャング界の家長、マッチョア・チャオウクが何者かに狙撃されて死亡した。警察は同日夜に57歳の男を殺人容疑で逮捕したが、翌日に容疑者は起訴されずに釈放された。
殺害現場は、メルボルン西部のブルックリン地区にある被害者の自宅裏庭で、13日午前11時ごろ、何者かがチャオウクを狙撃して殺害した。事件当時、この住宅には被害者の妻、親族、3人の幼い子供がいたという。この事件で、ビクトリア警察はアルトナ・ノース在住の男(57)を13日夜に逮捕した。しかし、14日午後3時少し前、警察は容疑者の男を起訴せずに釈放したと発表し、「現在、捜査が続けられている。現時点でこれ以上コメントすることは不適切だろう」と述べた。