政治

気候変動問題をめぐり豪各地で抗議

【シドニー15日AAP】   オーストラリア各地で15日、気候変動への取り組みを求めて大勢の人が抗議活動を行った。労働党と保守連合はいずれも選挙活動の中で国内の汚染レベルを削減するための明確な措置を提示できていない。

シドニーCBDには、気候変動に取り組まない政治家に失望した約1万人が集まった。NSW州自然保護評議会のクラーク氏は「今こそ政治家は一歩踏み出し、責任をとるべきだ」とした。「気候変動問題への取り組みの遅れや実行されない公約にはうんざりしている。我々は次期政権がオーストラリアの炭素排出量を削減するための真剣な対策を実施することを望んでいる」とクラーク氏。

一方、アデレードでは抗議団体とその行進を阻止しようとする炭素汚染に懐疑的な人々との間で乱闘が発生し、警察が駆けつける騒ぎが起こった。抗議団体はSA州の気候変動に対する問題意識を高めることを目的に、10万枚のパンフレットを配布した。

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