【シドニー28日AAP】 21日に行われた総選挙で、2大政党の獲得議席がいずれも過半数に達しない結果に終わったため、どちらの政党が次期政権を担当するかは、無所属議員3人の決断にかかっている。
最新の世論調査によれば、無所属議員3人の選挙区の有権者は、圧倒的に保守連合による政権奪還を望んでいることが示された。ボブ・カッター議員選出のQLD州ケネディ選挙区では、有権者のうち56%が保守連合政権の樹立を望むと回答し、29%が労働党政権を望むとし、残りはまだ決めていないと答えた。ロブ・オークショット議員選出のNSW州ライン選挙区では、有権者のうち52%が保守連合政権を望み、38%が労働党政権を望むと回答した。トニー・ウインザー議員のNSW州ニューイングランド選挙区では、52%が連合政権を望み、35%が労働党政権を望むと回答した。