【メルボルン1日AAP】 息子2人を殺害したとして訴えられていた女に対する裁判が開かれ、懲役27年が言い渡された。
ドナ・フィチェット被告は2005年9月、VIC州バルウィン・ノースにある自宅で、自分の息子のトーマス君(当時11)及びマシュー君(当時9)に薬を服用させたうえ、1人を絞殺し、もう1人を窒息死させた。同被告は殺害の事実を否定していなかったものの、精神的障害を理由に無実を訴え、殺害についても「究極の愛情表現だった」と述べていた。
フィチェット被告は2008年、殺人罪で懲役24年を受けたが、検察側はこれを不服として終身刑を要求していた。