【キャンベラ2日AAP】 先月末の下院選挙で与野党ともに過半数を獲得できなかったことから連立協議が行われている件で、無所属のウィルキー議員(TAS・デニソン選挙区)は2日、労働党を支持することを発表した。これにより労働党は74議席となり、73議席の保守連合を一歩リード。最終結果は、まだ決断を発表していない3人の地方無所属議員次第となった。
ウィルキー議員は、今回の自身の決定は、ギラード首相にとって残る3議員との交渉に少なからず好影響を与えるものだろうとし、3人のうち最低1人は労働党支持に回るという予想を述べた。