【メルボルン12日AAP】 SunSmartが13歳~34歳の1400人を対象に調査を実施したところ、VIC州の多くの若者がメラノーマの発症リスクがあるにも関わらず、日焼けを望んでいることが分かった。
紫外線の危険性を訴える「Slip!Slop!Slap!」キャンペーンから30年が経過した今でも、13歳~17歳の半数以上が日焼けを望んでおり、42%が日焼けによって魅力的になれると回答している。同州では、15歳~24歳のがんの約20%がメラノーマである。
一方、13歳から17歳の43%が日焼けをしない方を好むと回答し、1987年~88年の18%から大幅に増加するなど、キャンペーンの効果も見られた。SunSmartのヒュワード氏は、日焼けは健康な印ではなく、皮膚細胞が損傷していることを意味するというメッセージを若者に伝える必要があるとした。