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全国で飲酒関連の取り締まり実施

【メルボルン12日AAP】   オーストラリアとニュージーランドで週末、アルコール関連の暴力行為の大規模な取り締まりが行われ、オーストラリアでは犯罪が多発する地域に多くの警官が配備された。

今回の取り締まりで、NSW州では737人が逮捕され、全国の逮捕者の大部分を占めた。また、ウーロンゴン南部で11日午後10時30分ごろ、酒類販売許可店を出た男性(46)が男(26)と争いになり、後方に倒れそうになった男性が男に頭部を殴打され、地面に叩きつけられた。男性はその後病院で死亡した。

メルボルンでは132人の逮捕者が出た。うち110人は飲酒で逮捕され、22人は暴力行為で逮捕された。また、警察は酒類販売許可店687カ所に立ち寄り、54カ所が未成年や店内の酔っ払いに酒類の販売を行ったとして摘発された。2日目はパースで110人が逮捕された。2日目は比較的静かだったが、警官2人が負傷した。1人はタクシー運賃の支払いを拒否した男に顔面を殴られ、別の女性警官はパトカーに投げられたビール瓶の破片で軽傷を負った。QLD州では279人が逮捕された。

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