政治

ギラード新内閣就任式 ラッド氏は外相

【キャンベラ14日AAP】   14日、キャンベラの総督官邸で、先の選挙で辛勝したギラード首相率いる新内閣の就任式が開かれた。

ギラード首相は、就任の宣誓を行った後、生き生きとした表情で新内閣スタッフと冗談を交わすなどした。一方、この日一番注目されたのは、前首相であり新内閣で外務大臣に任命されたケビン・ラッド氏。式開始当初は、緊張した面持ちで口数も少なく、自身が以前行っていた業務をギラード首相がこなしていくのを静かに見守っていた。しかし、就任式が終わったころには元気を取り戻した様子で、他の大臣のネクタイのゆがみを直したり、ロクソン保健相と冗談を言い合ったりする姿がみられた。

この日の就任式は、オーストラリア初の女性首相と初の女性総督であるブライス氏が並ぶという歴史的にも記念すべきものとなった。またブライス総督は、義理の息子にあたるビル・ショーテン氏が新内閣の金融・年金大臣に任命され、就任式ではショーテン氏の妻であるブライス総督の娘や孫娘の姿もみられた。

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