【メルボルン17日AAP】 VIC州のグレート・オトウェイ国立公園でキャンプ中の学生3人が、鉄柱でカンガルーを殴打して殺害した事件について、警察が捜査を続けている。
VIC州のトーキー・カレッジに通う8年生の生徒3人は今月8日、学校のキャンプ中にカンガルーを殺害したとされている。現在、3人は停学処分を受けている。キンズマン校長は「非常に痛ましい事件だ。生徒の処罰については、退学処分やコミュニティーワークなどが選択肢に含まれている。わたしたちは事件を非常に深刻に受け止めており、警察にも協力している」と述べた。
RSPCAビクトリアは「この事件は動物虐待のなかでも最悪の部類に入る。この若者3人については、残虐行為が二度と繰り返されないためにも、何らかの介入がなされるべき」と述べた。こうした動物への虐待行為に対しては、最高で罰金2万8000ドル、もしくは実刑2年が科される可能性がある。