【パース27日AAP】 26日午後9時ごろ、WA州のドンガラから約40キロ離れた海で舟が沈み、乗船していた男性5人が遭難したが、その後無事救出された。
舟が沈み始めたとき、男性らは緊急位置通報無線機を作動させ、キャンベラの豪捜索救助サービス(AusSAR)がシグナルをキャッチした。また乗船していた男性1人が、WA州警察に通報し、舟が沈み、海水に投げ出されると連絡していた。
その後、水上警察、ヘリ2機、固定翼航空機、ボランティアによる救助活動が開始した。27日午前1時ごろ、空からライフラフトが2つ落とされ、全員が救助された。「彼らは海の中で4時間も待っていたのだ。寒い夜に、自分たちの居場所もわからない状況なら、なおさら長く感じるだろう」と警察。
5人のうち4人が40代半ば、1人が60代。低体温症と軽傷を負っていたため、ドンガラ病院に搬送された。5人は釣りをするためにアブロホス諸島に向かっていたとみられている。