【ブリスベン1日AAP】 QLD州の公務員らが、年間185回も州政府所有のディーゼル車に誤って無鉛ガソリンを給油したことが明らかになった。
車の燃料システムを洗浄するのに1件あたり平均340ドルかかったため、費用は1年間で合計6万3000ドルにのぼったという。ディーゼル車に無鉛ガソリンを補給した誤りのうち、3分の1以上は同州保健省職員によるものだった。シュワルテン公共事業相は「ほとんどの無鉛ガソリンのノズルは、ディーゼルのノズルよりも小さいため、誤った燃料を補給してしまう可能性が高まる」と述べた。
QLD州政府は今年6月に、防止策として200個のフューエル・キャップ装置を購入したところ、ディーゼル車にガソリンを給油する間違いは起きなくなったという。