【シドニー3日AAP】 Keep Australia Beautifulが公表している「全豪ごみ指標」で、NSW州が全国で最もごみが捨てられている州であることがわかった。同州では2009/10年で1000平方メートルあたり平均75種類のごみが発見された。ごみの大部分はたばこ、紙、プラスチックで、たばこは全体の46%を占める。
Keep Australia Beautifulの議長を務めるチャンバーズ氏は、環境を保護する必要性に対する意識が高まっているにもかかわらず、多くの人がまだごみのポイ捨てをしていることがこの報告でわかったと述べた。「結局は個人の行動次第。自分が排出するごみやその処理について、一人ひとりが責任をとる必要がある」とチャンバーズ氏。NSW州野党のキューザック氏は、州政府が導入した廃棄物税がポイ捨てが増加した原因と非難した。