【パース4日AAP】 汚職・犯罪委員会(CCC)が4日に公表した報告書で、イースト・パースのWatch Houseで警官が無防備の男に向かってテイザー銃を13回発射していたことが明らかになった。バーネットWA州首相は、この警官の行為は不当であり、過度な武力行使だと厳しく非難した。
この様子をビデオで確認したバーネット氏は、アボリジニの男がテイザー銃で撃たれていたとき、警官9人が男のそばにいたと語り、映像を見て不快に感じたと話した。男は警官に協力的ではなかったが、暴力的な行動をとっていたわけではないという。
バーネット氏は、若い警官が9人もいれば、適切な方法で男を拘束することができたはずだとし、この件は非常に深刻な事態であり、服務規程違反にあたると述べた。報告書によると、警察が犯人を脅し、命令に応じさせるようにするためにスタンガンを使用する頻度が増加しているという。