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クジラに乗った少年に警告

【パース8日AAP】   WA州沖でミナミセミクジラに乗った10代の少年が警告を受けた。

少年はパースの南東390キロのミドルトンビーチから沖へ20メートルのところでクジラに乗ったとされており、環境保護局職員が目撃者からの情報をもとに少年の身元を割り出した。職員は本人と家族から聞き取り調査を行ったうえで、少年に警告を与えた。環境保護局のアルバニー地区長は「彼の行動は愚だったが、クジラに危害を及ぼすような悪意は全くなかったようだ。クジラに接近することで、彼は大変な危険に身を置いたことを理解したと思う。少年が怪我をしなかったのは運が良かった」と述べた。

サーフィン、カヤック、ボートなどで海に出る場合には、クジラから100メートル以上は距離を置くことが、野生生物保護法の下に定められており、違反すれば最高1万ドルの罰金が科される。

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