【メルボルン11日AAP】 11日にメルボルン治安裁判所で開かれた公判で、メルボルン大学の修士課程に在籍するグアン・スアン・ジアン(23)被告が、勤務していたレストランの客のクレジットカードを写真に撮り、そのカード情報を使用して公共交通機関のチケットを購入していたことがわかった。
ジアン被告はウエイターとして勤務していたドンカスター・イースト・レストランで利用客8人のクレジットカード情報を使用して2万2345ドルを使用した。盗んだお金のほとんどはMetcardやmykiシステムを使用するためのチケットや、家電製品、大学のテキストなどの購入に充てたという。
クレジットカードの記録に不自然な取引があったことが判明した後、調査員は、ジアン被告が所有するコンピューターの中にあるインターネット通信規約の住所から被告がクレジットカードを使用したことを追跡した。
弁護士のトッド氏は、この行為によって被告が得た個人的利益はほとんどないとし、被告は罪状を認めており、自分の犯した罪に苦悩していると語った。