【メルボルン15日AAP】 1970年に発生した建設中のメルボルンのウエストゲート・ブリッジ崩壊事故は今年でちょうど40年を迎える。この事故で死亡した作業員35人の遺族・友人及び事故の生存者らは15日、追悼式を行い、事故が発生した時間に黙祷(もくとう)をささげる。
この事故は1970年10月15日午前11時50分、当時メルボルンに建設中だったウエストゲート・ブリッジ(全長112メートル)が崩壊し、50メートル下を流れるヤラ川に落下。作業員35人が死亡したというもので、オーストラリア史上最悪の建設現場での事故といわれている。
橋の建設は1968年4月22日、総工費2億200万ドルが投入して始められたが、事故後、一時中断。1978年11月15日、無事に開通した。