【キャンベラ15日AAP】 消費者のうち約3人に2人が、今後12カ月以内に住宅価格が上昇すると考えていることが、最新の調査で明らかになった。
ウェストパック・メルボルン・インスティチュートの調査によれば、住宅価格が上昇すると予測した消費者の割合は、今年1月と4月には84.4%だったが、7月には70%、10月には63%まで低下したという。
エコノミストのハッサン氏は「今年5月以来、金利は変化していないにもかかわらず、いまだに多くの消費者が今後1年間に住宅価格が上昇すると期待している。多くの人々が所有物件の安売りを避けようと、売りに出すのを先延ばしにする傾向がある」と分析した。