【ブリスベン25日AAP】 ブリスベンCBDのイーグル・ストリートのフェリーターミナルで25日朝、ニュージーランド人の男(54)が自分のヨットをフェリー2隻の間に係留させた後、警察に対し自傷すると脅迫し、立てこもりを続けている。男はブリスベン市議会のフェリーの船首とフロントデッキに石油缶の中に入っている液体を垂れ流した。立てこもっている間、男は大型ナイフを振り回したり、ギターを弾いたりしていたという。
当局は25日夜、男が依然として立てこもりを続けていることから、ダイバーの要請が行われたと発表した。現在、人通りの多いイーグル・ストリートのピアから半径100メートルが立ち入り禁止区域になっており、現場には爆弾探知ロボットが持ち込まれている。フェリーの乗客らは立ち入り禁止になったターミナル周辺から運行しているバスを利用している。