【シドニー1日AAP】 ウィーズリー・ミッションが1日に公表した報告書で、NSW州の3分の1以上の世帯が苦しい経済状況下にあることが分かった。また、州人口の半分以上が将来の家計に不安を感じると回答し、6人に1人が「非常に懸念している」と答えた。
ウィーズリー・ミッションのキース・ガーナ―氏は「今年のクリスマスは光熱費が深刻な問題になるだろう。我々はみなさんによりシンプルなクリスマス、ライフスタイルを提案する。生活の質は持っているお金の額で決まるわけではないということを伝える必要がある」と語った。
オーストラリアは世界金融危機から比較的良好な状態で抜け出したが、クレジットカードの負債など、家庭では依然として経済面で懸念が残っているという。