【キャンベラ2日AAP】 オーストラリア準備銀行(RBA)は2日に月次理事会を開き、政策金利を今年5月以来、6カ月ぶりに4.5%から4.75%に引き上げる決定をした。RBAは、近々金利の引き上げがあることを示唆していたが、先週、インフレ率が安定しているとの発表を受け、金利引き上げはないとみていた大方の専門家の予想を裏切るものとなった。
RBAは、「今のところインフレ率は安定しているが、今後これがまた上昇する可能性もある。今日の会議では、早めの対策を取ることが重要との結論に達した」とした。
金利引き上げにより、平均的住宅ローン額30万ドルに対する毎月の返済額は48ドルの上昇となる(銀行が政策金利と同率の引き上げを行った場合)。