【シドニー3日AAP】 2日未明、シドニーのタロンガ動物園で、雌の赤ちゃんゾウが誕生した。出生体重は120キロ。同動物園で誕生したゾウはこれで3頭目となった。
今年6月に誕生したもう一頭のゾウ「パチ・ハーン」の出産は非常に難産で、かつ獣医は、パチ・ハーンは母親の胎内で死亡しているという診断まで下していた。パチ・ハーンは無事に誕生したが、その時の苦労もあり、今回の出産に関して動物園スタッフは非常に神経質になっていた。しかし、今回の出産は30分という非常に短い陣痛で、誕生した赤ちゃんゾウにも特に問題もみられず、すぐに立ち上がって歩き始めたという。
誕生から1日が過ぎた3日、赤ちゃんゾウは、たまにふらついている様子も見られるものの、母親ゾウの母乳を飲んだり、パチ・ハーンと遊んだりしているという。
この赤ちゃんゾウの名前は数週間中に決定する見込みだが、タロンガ動物園の他のゾウもそうであるように、タイ語の名前になる。