【ブリスベン4日AAP】 世界遺産に指定されているQLD州フレーザー島で、野生のディンゴ7匹に長期にわたり餌付けしていたとして写真家の女性が起訴された件に関して、3日、裁判所は女性に対して4万ドルの罰金刑を言い渡した。
女性が餌付けしていた7匹のうち6匹は、子供2人に複数回攻撃したため、殺処分された。
レインボー・ビーチに住むジェニファー・パークハーストさんは、ディンゴ7匹が小さい頃からずっと餌付けをし、写真に収めてきたという。
QLD公園・野生動物サービスはこれについて、「小さい頃から餌付けされたディンゴは狩猟を学ばず、人間への恐怖心ももたなくなる。その結果が今回のようなケースだ」と述べた。