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口論の末友人を殺害した男に終身刑

【ブリスベン9日AAP】   口論の末、友人を車両ではね死亡させた男に対する裁判が9日、ブリスベン最高裁で開かれ、リッキー・ウェイン・グッドチャイルド被告は終身刑を言い渡された。

この日の裁判はわずか2時間足らずで終了。裁判所では、殺害されたブロンさんの家族や友人がむせび泣く様子がみられた。

この事件は2009年1月16日、QLD州マウント・ワーレン・パークで、友人らがバーベキューを楽しんでいた際に、男性2人が口論を始め、グッドチャイルド被告はブロンさん(当時45)から首を絞められ、壁に頭部をぶつけられたりした。その後も2人は道路に出てけんかをしていたが、ブロンさんがバイクにまたがりその場を立ち去ろうとしたところ、同被告は自分の車両をバイクめがけて何度も衝突させ、ブロンさんを下敷きにした状態で車両を前後に動かした。動かなくなったブロンさんに対して被告はさらに何度か蹴りつけた。現場は血の海となっていた。

検視の結果、ブロンさんの死因は明らかに何度も車両でひかれたことだとしている。

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